「auひかりを引きたかったけどエリア外・建物非対応だった」。au・UQモバイルユーザーが見落としやすいパターンです。その受け皿として定番なのがビッグローブ光。フレッツ網を使う光コラボなので、auひかりより広いエリアで同じセット割(auスマートバリュー・UQ自宅セット割)が使えます。

ただしセット割には見落としがちな必須オプションがあり、割引額をそのまま鵜呑みにすると実質コストの計算を誤ります。この記事では割引額の内訳、加入条件、auひかりとの使い分けまで具体的に解説します。

先に結論

ビッグローブ光でauスマートバリュー・UQ自宅セット割を使うと、使い放題MAXやUQのトクトクプラン2など主なプランで、スマホ1台につき月1,100円(スマホミニプランなどは550円)の割引になります(家族最大10回線まで対象)。適用にはビッグローブ光電話(月額550円)への加入が必須なので、割引額から電話オプション代を差し引いた金額が実質的な得になる額です。auひかりが提供エリアに入っているなら基本はauひかりが優先候補、エリア外・建物非対応の場合の代替として選ぶのが現実的な位置づけです。

スマホはどれ?ビッグローブ光のキャンペーンを見る公式サイトへ →PR・申し込み前にキャンペーンの適用条件を確認できます

ビッグローブ光の公式サイト(2026年9月時点の画面)
画像出典: ビッグローブ光公式サイト(2026年9月確認)
ビッグローブ光のサービス概要(月額・au/UQセット割)

迷ったら、ツールで候補を絞れます

au・UQのセット割が使える回線は複数あります。スマホのキャリアから候補を出せます。

セット割の割引額(auスマートバリュー・UQ自宅セット割)

ビッグローブ光は、au・UQ mobileどちらのセット割にも対応しています。割引額はスマホの料金プランで決まり、BIGLOBE光の公式サイトに載っている主なプランの割引額は次のとおりです。

スマホ料金プラン毎月の割引額(1回線)
au使い放題MAX 5G、auバリューリンクプラン、auマネ活バリューリンクプラン1,100円
auスマホミニプラン、ピタットプラン 5G(データ1GB以下の月は割引なし)550円
auスマホスタートプランベーシック 5G/4G550円
UQ mobileトクトクプラン2、トクトクプラン1,100円
UQ mobileミニミニプラン1,100円
UQ mobileくりこしプラン +5GS・M:638円 / L:858円

※ BIGLOBE光公式サイトのセット割ページ(2026年10月確認。auの割引額は2025年6月3日時点の表記)。上記以外のプランや旧プランは割引額が異なります。auスマートバリューには「加入から2年間は2,200円/1,551円/1,027円」という割引の記載もありますが、これは一部の料金プラン向けで、最大24か月で終わります。自分のプランの割引額はauまたはUQ mobileのサイトで確認してください。

割引は家族で最大10回線まで対象にでき、離れて住む家族も対象になります(店頭での手続きと家族関係を証明する書類が必要)。使い放題MAXなどの1,100円のプランで家族4人なら月4,400円、年間で52,800円の割引です。

適用条件とビッグローブ光電話の必要性

セット割を使うための条件はシンプルですが、見落としやすいポイントが1つあります。

✅ セット割適用の条件
  • ビッグローブ光の回線契約があること
  • ビッグローブ光電話への加入(au・UQどちらのセット割でも必須)
  • 対象のau・UQ mobileの料金プランに加入していること
  • 回線とスマホの契約者が別姓・別住所の家族なら、店頭で家族関係の証明書類を出すこと

ポイントは、固定電話をまったく使わない人でもビッグローブ光電話(基本プラン月額550円)への加入が必須という点です。ほかに電話番号ごとのユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料がかかります。「固定電話は不要だからセット割もいらない」と考える前に、電話の月額を差し引いてもなお得になるかを次の章で計算します。固定電話自体の要否はひかり電話は必要か不要かで判定できます。

割引が始まるのは、セット割を申し込んだ翌月以降です。回線の開通前でも割引は適用されますが、申し込みから6か月たっても開通していないと割引は止まります。ビッグローブ光と同時に申し込むときは、「auスマートバリュー(または自宅セット割)」と「BIGLOBE光電話」も同じ申し込みで選んでおくと手続きが1回で済みます。

実質コストの計算方法

セット割の「見た目の割引額」から、必須の光電話の月額550円を引いたものが本当の得です。スマホの台数とプランで、結果は大きく変わります。

スマホの台数・プラン割引の合計光電話差し引き(月)
1台・割引550円のプラン(スマホミニプランなど)550円−550円0円
1台・くりこしプランS/M(UQ)638円−550円+88円
1台・割引1,100円のプラン1,100円−550円+550円
2台・割引1,100円のプラン2,200円−550円+1,650円
4台・割引1,100円のプラン4,400円−550円+3,850円(年46,200円)

※ 光電話の通話料、ユニバーサルサービス料などは含めていません。

電話の月額は1回線ぶんだけなので、台数が多いほど実質的な得は大きくなります。逆に、スマホ1台で割引550円のプランなら、光電話の月額と相殺されて得はゼロです。この場合は、セット割にこだわらず月額の安い光回線を選ぶか、割引1,100円のプランに変えたときの差額と比べてください。セット割のない回線と比べるなら、縛りなしで月額が安いGMOとくとくBB光が比較相手になります。

もりそん
セット割は割引額だけで判断すると、条件になっている電話オプションの月額を見落としがちです。特に一人暮らしでスマホ1台の場合は、割引額とオプション代の差が小さくなることもあります。契約前に「割引額−オプション代」を電卓で出してから決めてください。
運営者・もりそん

auひかりとどちらを選ぶべきか

同じau・UQのセット割が使える回線として、auひかりとよく比較されます。役割はかなり明確です。

比較軸auひかりビッグローブ光
回線方式 独自回線(速度面で有利) フレッツ網(光コラボ)
提供エリア 限定的(建物対応も必要) 全国(フレッツ網が通っていればOK)
セット割 同等に対応 同等に対応

結論はシンプルで、auひかりが提供エリア・建物ともに対応しているなら、独自回線で速度が安定しやすいauひかりを優先するのが基本方針です。マンションで導入されていない、エリア外だった、といったケースで初めてビッグローブ光の出番になります。窓口による特典の違いも含めて検討したい場合はauひかりの窓口比較記事もあわせて確認してください。

申し込みからセット割適用までの流れ

  1. 提供エリアを確認する

    フレッツ網が通っている地域・建物であれば、ほぼ問題なく利用できます。

  2. ビッグローブ光を申し込む(電話オプションも同時に)

    セット割を使う予定なら、光電話も同時に申し込んでおくと手続きが1回で済みます。

  3. 開通後、au・UQのマイページからセット割の申し込みをする

    回線側の開通だけでは自動適用されません。スマホ側のマイページやショップでセット割の申請手続きが必要です。

  4. 翌月以降の請求で割引を確認する

    申請の翌月請求分から割引が反映されているか確認しましょう。反映されていない場合はサポートに問い合わせを。

🧭 ビッグローブ光の条件を確認する

au・UQユーザー向けの割引額と提供エリアを公式サイトで確認できます。

ビッグローブ光のキャンペーンを見るau・UQユーザーの割引額を確認できます
🧭 ビッグローブ光の申込窓口を比べる

ビッグローブ光は、公式のほかに代理店からも申し込めます。代理店は独自のキャッシュバックを付けていることがあるので、特典の額と受け取り条件を公式と並べて比べてください。

代理店(Wiz)のキャンペーンを見る特典の額と受け取り条件を確認できます

※ 広告(PR)。リンク先は代理店(株式会社Wiz)の申込ページです。

auひかり・GMOとくとくBB光と2年総額で比べる

au・UQのスマホがある人がビッグローブ光を検討するときの比較相手は、同じセット割が使えるauひかりと、セット割はないが月額が安いGMOとくとくBB光です。当サイトの2年総額シミュレーターと同じ数字で、スマホ2台(割引1,100円のプラン)の家庭を計算しました。

回線(マンション)月額セット割(2台×24か月)光電話(24か月)2年総額の目安
ビッグローブ光4,378円−52,800円+13,200円68,772円
auひかり4,180円−52,800円+13,200円64,020円
GMOとくとくBB光4,290円なし不要106,260円

※ 月額×24か月+事務手数料3,300円−セット割+光電話550円×24か月。工事費・キャッシュバックは含めていません。auひかりのセット割も電話サービスへの加入が条件です。料金は2026年9〜10月確認の税込。

auひかりが使える建物ならauひかりのほうが2年で5,000円ほど安く、独自回線なので夜の速度でも有利です。ビッグローブ光は、auひかりがエリア外・建物非対応のときに、同じセット割を受けられる受け皿として考えるのが合理的です。一方、セット割の対象になるスマホが1台だけで割引が550円のプランなら、光電話代と相殺されるので、GMOとくとくBB光のようなセット割のない回線との差は月額の差だけになります。

よくある質問

ビッグローブ光でauスマートバリューはいくら割引されますか?
使い放題MAX 5G、auバリューリンクプランなど主なプランで1回線あたり月1,100円、スマホミニプランやスマホスタートプランベーシックは月550円です。家族最大10回線まで対象にでき、台数が多いほど総額の割引は大きくなります。
セット割を使うのに必須のオプションはありますか?
ビッグローブ光電話(基本プラン月額550円)への加入が必須条件です。固定電話を使わない場合でも加入は必要なので、割引額からオプション代を差し引いた実質の得を確認してから判断してください。
auひかりとビッグローブ光、どちらを選ぶべきですか?
auひかりが提供エリア・建物ともに対応しているなら、独自回線で速度が安定しやすいauひかりが基本の優先候補です。エリア外や建物非対応の場合に、全国対応のビッグローブ光が有力な代替になります。
UQモバイルでもセット割は使えますか?
使えます。UQ mobileの「自宅セット割 インターネットコース」で、トクトクプラン2やミニミニプランなら1回線あたり月1,100円、くりこしプラン +5Gは638円か858円の割引です。auと同じく、ビッグローブ光電話への加入が必要です。
離れて住む家族のスマホもセット割の対象になりますか?
なります。回線とスマホの契約者が別姓・別住所の家族でも申し込めますが、店頭での手続きと家族関係を証明する書類が必要です。対象は回線1契約につき最大10回線までです。

まとめ:割引額とオプション代をセットで確認する

スマホ別に光回線を選び直したい場合は光回線7社比較へ。乗り換えの手順やキャッシュバックの注意点は乗り換え完全ガイドにまとめています。

📚 参考情報・データの出典